演劇をとおして、子どもたちにもっと自由に、もっとのびのびと育って欲しいという想いから演技レッスン『野原塾』をつくりました。
子どもたちが持っている自由な発想を、からだのすべてを使って表現できたら、どんなにすばらしいことでしょう。
こどもはエネルギーのかたまり、そして宝物だと思っています。20年以上日本全国の学校や芸能に携わる子どもたちを教えてきましたが、子どもたちの「新しいことを吸収する力」は目を見張るばかりです。
レッスンを続けていると、そのひとりひとりがあるときふと、ワンステップ成長する瞬間があります。そのたびに「この場に立ち会えて、私はなんて幸せなんだろう」とおもいます。
ひとつの役を演じるということは「その役の人物の心の動きを想像する」ことですし、同じ舞台に立つということは「みんなでいっしょに同じ目的に向かう」ことです。これは、思いやりや協調性を学び、自分の発想や意見を表現し、また他人を尊重することにつながります。
演技レッスンをとおして学んできたことで自分に自信を持ち、それが生活のあらゆる場面に役立てば、講師としてこんなにうれしいことはありません。
さあ、ご一緒にレッスンをはじめましょう!
野原で自由にかけまわる子どもたち、オンリーワンの野の花となって輝く子どもたちが、私は大好きです。
『野原塾』講師 にいくら近子
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